【産院選びの意外なポイント】出産・妊婦健診を受ける病院選びについて思ったこと

妊娠&出産

ゆるポジリストのありちよです。

レット症候群という難病を持ち、
療育やリハビリを頑張る癒し系長女と、
わんぱく盛りの長男、令和元年生まれの次男。
個性豊かな子供たちに囲まれ、子育て奮闘中。
結婚、出産、子育てを通して子供たちや周囲の人たちから教えてもらった気づきは数知れず…私の人生を何倍も豊かなものにしてくれています。
ゆるく、基本ポジティブな『ありちよLIFE』を
シェアしていきたいと思います。

妊娠中の皆さん、お子さんを出産された経験のある皆さんはどのような基準で出産する病院を選びましたか?

  • 場所
  • 分娩方法(無痛分娩・出産スタイル・VBAC対応など)
  • 出産費用(個室料金など)
  • 施設
  • 母子同室or別室
  • 入院中の食事

などなど、いろいろありますよね。皆さんいざ出産するときのことは考えて産院を選ばれるのですが、意外とそこに至るまでの妊娠期間のことはあまり考えていなかったりします。私も実際そうでした。今回は、実際に初めての妊娠~出産を経験してみて、産院選びについて思ったことを書いてみたいと思います。

産院選びで思った意外と大事なポイント

考えるきっかけになった里帰り出産先の母親学級

1人目の妊娠中、正産期に入ったころ、里帰り出産先の産院で後期母親学級に参加しました。里帰りするまで妊婦健診を受けてきた東京のクリニックの母親学級、区が主催する母親学級、両親学級に参加してきましたが、 実際出産予定の産院での参加はこのときが初めて。 里帰りが遅かったので参加できないかと思っていたのですが無事参加できました。

後期母親学級の内容は

  • 自己紹介
  • お胸のお手入れ
  • 入院のタイミングや準備するもの
  • ~おやつ&休憩タイム~
  • 出産の流れ
  • 帝王切開の流れ
  • お部屋見学

という感じでした!  

実際にこの産院での出産や帝王切開の様子をスライドショーで見せてくれたり (グロいけどほんとリアルな写真!) 入院準備についても実際の入院生活のなかで、どのようなときに必要なものなのかなど 詳しく聞くことができたので、とても有意義な時間となりました!

休憩タイムにいただいた産院で手作りされているおやつも美味しかったです。

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ご飯が美味しいと評判の産院なので、楽しみになりました!(実際とてもおいしかった)

妊娠中に受けられるサポートは産院によって全然違う

この出産予定の産院で受けた母親学級ですが、これだけの内容、そしておやつ(食いしん坊の私にはかなりポイント高し)もいただけて無料でした!健診を受けていたクリニックの母親学級が1回5000円だったので・・・その内容とついつい比べて、お医者さんによってプログラムも料金も全然違うんだなと実感しました。

同時期に出産した友人が、 出産予定の産院での母親学級や、マタニティエクササイズなどの教室は無料で受けられたと言っていたし・・・健診から分娩までできる産院では、こういった教室はサービスのうち(有料であってもお手頃)。健診だけを行うクリニックでは、有料になるとこが多いのかな。と思ったりしました。

そしてとくに施設の規模が大きいと、その施設内で妊婦向けの講座や、マタニティヨガ、エクササイズなどを開講しているところが多いようです。

妊娠中にそういったクラスを受けたければ、その点も重視して検討してみてもいいかもしれません。妊娠期間は割と長いですし、初めての妊娠出産は知らないことだらけ、母親学級の充実や、妊娠中の身体づくりのサポートはとても大切です!

 妊婦健診をどこで受けるか

出産先の産院?それとも近所のクリニック?

里帰り出産をするほとんどの人はそうしているように、妊婦健診は出産する病院とは別の病院で受けることができますね。私の場合、1人目の妊娠時は、本当に家から近い、歩いて10分とかからないクリニックで妊婦健診をしてもらっていたので、とても楽チンでした。

でもやっぱり、分娩時にもお世話になるお医者様やスタッフさんに、妊娠初期からずっと知っててもらえるっていうのは安心感があるだろうなぁ~と里帰りしてから感じました。(大きな病院の場合は、外来、分娩室、病棟と担当のスタッフさんが分かれていることが多いけど・・・)  

実際里帰りしてきて、 出産予定の産院で受診をはじめてから、出産に対する気持ちがどんどん前向きになっていきました。 2人目の時は、そういうことも考えて、妊婦健診に通うクリニックも選びたいなと思いました!

お医者さんは男性か?女性か?

かなり意外だったことが、実際に産科のお医者さんと関わる機会というのは、出産時よりも健診時のほうが多いのです!出産は初産で半日~1日がかりと長丁場です。その間ずっとお医者さんがついていてくれるわけではありません。常にサポートしてくれるのは助産師さんで、現在日本では女性しか助産師にはなれません。100%女性です。

出産の場面でお医者さんが登場するのは、本当にもう生まれる!という最後の最後だけというのがほとんど。そんなときにはもう陣痛MAXでお医者さんが女性か男性かなんて全く気にしていられません。

では、健診時はどうでしょうか?妊娠週数によっては助産師さんが健診する助産師外来を取り入れているところも多いですが、他は毎回お医者さんが行います。お腹を出してエコーをしてもらったり、内診台で検査や内診をしてもらったり・・・。お医者さんが男性か女性かを気にされる方であれば、出産する病院よりも、健診を受ける病院のほうを気にされた方が、気兼ねなく妊婦生活を送れるかもしれませんね。

私はどうだったかというと、妊婦健診を受けていたクリニックの先生は女医さんでした。初めてこのクリニックに行ったのは妊娠前で、妊娠できるかどうか不安で、ちょっと婦人科系のトラブル?もあったときで、そんなときは 絶対女医さんがいい!!!と思ってました。

里帰りしてきて、出産予定の産院で今度は男性の先生に見てもらいましたが・・・なんにも問題ないですね。むしろさすが産科の先生だけあって、男性なのにとっても物腰柔らかく素敵な先生で◎女性が女性のことをわかってくださるのは当たり前ですが、男性で女性のこと女性以上にわかってくださるのはさらにすごいことだなぁと思いました。

まとめ

特にはじめての出産は、わからないことだらけ。そんななかでも出産に向けて心も身体も準備していくということはとても重要です。どういう環境なら自分が安心して、その準備を進めていけるのか、ぜひよく考えて産院選びをしてみてほしいなと思います。出産は女性にとって人生の一大イベント!悔いのない選択をしたいですね。

Profile
ありちよ

3児の母で『ゆるポジリスト』
暮らしや育児などについて、こうでなくてはと厳しく縛られることなく、この方が良いかなと思ったことをゆるく実践、家族のため、地球のため、未来のためにできることを少しずつ・・・
2015年に結婚、長女を緊急帝王切開で出産。その後長男、次男をVBACで出産。長女は難病のレット症候群。3歳で診断がつくまでは原因不明の発達遅滞で悩んでいた。妊娠・出産・育児などのイラストエッセイをブログ、Instagramに綴っています。

<興味があること>
・旅行
・舞台鑑賞
・ベビーウェアリング
・サスティナブル
・結婚式
・妊娠&出産
・産後ケア
・ダンス&エクササイズ
・障がい者アート
・子育て
・夫婦関係
・目に見えない世界
     などなど!

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