【3度目の出産】予期せぬ3人目の妊娠!2度目のTOLAC&VBACレポ

妊娠&出産

ゆるポジリストのありちよです。

レット症候群という難病を持ち、
療育やリハビリを頑張る癒し系長女と、
わんぱく盛りの長男、令和元年生まれの次男。
個性豊かな子供たちに囲まれ、子育て奮闘中。
結婚、出産、子育てを通して子供たちや周囲の人たちから教えてもらった気づきは数知れず…私の人生を何倍も豊かなものにしてくれています。
ゆるく、基本ポジティブな『ありちよLIFE』を
シェアしていきたいと思います。

3人の子供たちを育児中のありちよです。今回は今のところ最新の出産の3人目の出産について記録したいと思います。タイトルにもあるように、3人目の妊娠は予期せぬ妊娠でした(笑)3人目あるあるでしょうか?(笑)3人目は欲しいとは思っていましたが、まだ全然予定はなかったので、初めは混乱しましたが、そのおかげで快適な家に引っ越したり、長男が保育園に入園できたりと、結果的には良いきっかけとなりました。次男くん、私たちのところに来てくれてありがとう~!

さて、私の出産歴についてですが、1人目は2015年12月、真夜中に盛大に破水からの緊急帝王切開。

2人目は2017年8月、TOLAC(帝王切開後の経腟分娩にチャレンジすること)に挑み、陣痛フライング2回ののち、24時間以上かかって、なんとかVBACで出産。産後3週目に産褥熱で再入院。

・・・と、なかなか毎回お騒がせな出産劇を繰り返しております・・・。3人目も広尾の日赤医療センターでの分娩、2人目と同様に、TOLAC(帝王切開後の経腟分娩)を予定。はたして、3度目の正直?でスルッと安産で出産できたのでしょうか。(笑)

出産前日:39週の妊婦健診

産科の先生による内診、子宮口は4センチ開いていました。
この日、予定日を過ぎた場合の帝王切開の日取りを決めるはずでしたが、「たぶん陣痛くるから」ということで決めなくてOKに。TOLACの場合、陣痛促進剤が使えないため、予定日を何日も超過すると、帝王切開になってしまうのです~。でも、今回は先生の「陣痛来る」とのお墨付きをいただいたので一安心!

健診後、渋谷マークシティの美登利寿司でひとりランチをして帰宅。(3人目の妊娠中は健診後のひとりランチが何よりの楽しみでした。)

就寝前、何度か痛みのあるお腹の張りを感じるも、2人目のときの経験から(前駆陣痛を気にしすぎて2日間眠れなかった)「寝とかないと出産とか無理!」と思い眠る。

午前3時:おしるし

午前3時頃、おトイレに起きると、おしるしっぽいのものが確認できました。3人目にして初めてのことだったのでこれは来る!と嬉しくなりました。

この時点で7~8分間隔のお腹の張り。2~3回確認してから、産前産後の手伝いのため上京してくれていた母を起こす。荷物の準備をしたところで陣痛タクシーに連絡し、夫を起こす。タクシー待っている間に、私も夫もシャワーを浴びて着替え、寝ている子供たちを母に託して夫と産院へ向かいました。

午前4時:入院

タクシーで25分ほどかかって産院に到着。前日が満月だったこともあってか、分娩室はほぼ満室でした。7~8分間隔で陣痛が認められて入院に!内診をすると子宮口6センチですごく柔らかく良い状態!助産師さんには「このまま陣痛が順調に強くなれば、朝の9時頃には生まれるかもしれない、けどこのままの感じが長く続く可能性も。」と言われる。このときは完全に前者の気満々でいました。

予想外に進まないお産・・・

朝ごはんを食べ(完食)~お散歩をして~お風呂に入り~昼ごはんを食べ(半分くらい食べる)~足湯をしてもらい~夕ごはんを食べ~(助産師さんがおにぎりにしてくれたのを少しだけかじる)気づけば夜の21時頃!!!え・・・。思ってたんと違う。

その間、態勢やリラックス具合によって、陣痛の間隔は狭くなったり、広がったり・・・。3分~8分間隔での陣痛。おかげで陣痛の乗り切り方はだいぶ慣れました。

今回は「1度下から生んでるしお昼には生まれるかな~♪」なんて気楽に思ってたので、さすがに外が暗くなると気持ちが折れそうになりました。せめて前回の分娩時間(24時間)は超えたくない・・・という気持ちでした。

午後9時:回旋異常が判明

そんなとき助産師さんに内診をしてもらうと、「子宮口は8センチくらいになってるけど、背中側(私の)を向いて出てくるはずの赤ちゃんが、逆のお腹側を向いている。」いわゆる回旋異常を告げられました。それで陣痛が強まりきらなかったのかなぁと・・・。確かに、陣痛も後半になってくると腰に来るはずが、ずっと下腹部が痛かった・・・。

赤ちゃんの向きを戻すために、分娩台で四つん這いになり、お尻を高くして陣痛に耐えることに・・・。骨盤にはまってしまっている赤ちゃんの頭を一回はずして、正しい回旋に戻ってもらうためということでした。この体勢が、まあ辛い(泣)

赤ちゃんの回旋異常って、帝王切開になることもあるときいたことがあったので、ここまで陣痛耐えてきたのにまさかの帝王切開⁉️と思ったのと、まだまだ長丁場になるのかなと思い、思わず涙がでました。夫と助産師さんがもうちょっとだよとしきりに励ましてくれました・・・。

午後11時:やっと!

四つん這いの効果があってか、しばらくすると、いきみたい感じが!助産師さんも「いい感じな気がする!」と言ってくれて、いよいよ分娩準備!!(助産師さんよくわかるなぁ~とほんと感心)

「出口は開いてるから、もう我慢しないで力入るところに力入れて出しちゃっていいよ!」と言われる。そう言われて2回目くらい陣痛で破水!それと同時に、もうお股に頭が挟まってる感じがあって、痛いというよりやべぇー!(笑)と思って「挟まってる!挟まってる!」と叫ぶ(笑)

もうこうなったらこれまでできていた呼吸もほとんどできず息よりも声がでちゃうのですが、夫は最後まで「リラックス~!力抜いて~!」と落ち着いて声をかけてくれて、助産師さんは「はぁーーーですよー!」と呼吸を、促してくれました。

破水してからはどれくらいだったかな、、私の感覚では5分もなかった気が、、あっという間に生まれました!!四つん這いの成果あって、ちゃんと正しい方向で生まれてきてくれました!助産師さんの的確な判断、本当に素晴らしい!!

前回は、出産後の処置がものすごい悪夢のような時間で、大変だったのですが、今回はそこまでではなく。それでも会陰は自然に裂けてしまったようで、縫合してくれる産科の先生が「ちょっと立体的に避けちゃってるので、縫いますね~」という言葉に「立体的って何!?」とめちゃくちゃビビっておりました。でも全然耐えられるレベルだったのでホッと一安心。

そして前回は退院後まで円座なしでは座れなかったのに、出産後すぐに円座なしでもなんとか座れる驚き!!ちゃんと自分で態勢をかえられて、腰をまっすぐ立てて歩くことに驚きました。

生まれたのは3100グラムの男の子。ちょうど長女と長男の間くらいの体重でした。赤ちゃんも長丁場で疲れたのか、少し酸素濃度?が低くて数時間は保育器?の中に。その後はすぐ回復し、母子同室になりました。今回は、生まれてすぐ自分の胸の上に連れてきてもらった時の温かさや重さ、体を震わせて泣いていた感覚をしっかりと覚えています。愛おしい・・・本当に出産は素晴らしい瞬間ですね。

3回目の出産の感想

やっと夫婦2人で出産を乗り切った感

今回本当にありがたかったのは、入院時から誕生の瞬間までずーっと夫が付き添ってくれたこと。前回、2人目で初めて立ち合い出産をしてくれたときは、それはまぁ地雷を踏みまくるかのような頼りなさだったので(笑)今回はその反省を生かしてしっかりサポートしてくれました。

そういえば、出産が近づいてきたころ、夫と出産のときのことについてしっかり話し合ったのです。前回の分娩時からずっとモヤモヤしていたことを、この時初めて伝えて、夫は「そんな気持ちだったなんて全然知らなかった。ごめん」と言ってくれて、私は若干泣いて、、今回こそは夫婦2人で出産を乗り切りたいと強い想いで臨んだのでした~。こうしてしっかり気持ちを伝えられたことは、本当に良かったと思います。

夫は、生まれてくる子供の名前を考えながら、陣痛のときには手をにぎらせてくれて、肩や腰に手を当ててくれて、立ち会うつもりでいてくれてたけど、長丁場のため途中で帰っちゃったお義母さんからのアドバイスを傍で伝え続けてくれて、心折れかけたら励ましてくれて、とても心強かった!

思いがけず長丁場になってしまったけど、子供生まれてからなかなか2人きりになる時間もないから、陣痛中の時間も貴重で楽しいひとときに感じられました。これが入院して5~6時間とかで生まれちゃってたらもったいなかったかも!(←スーパーポジティブ)出産前は「夫と手を取り合い、おだやかで満ち足りた出産を」と願っていましたが、まぁ出産に穏やかだけはまずありえなかった!でも、出産という特別な一日を夫と2人で満喫しつくした良い一日でした。

上2人の子どもたちの様子は・・・?

夜中、寝ている間にパパとママが出掛けてしまった子供たちは、普段通り保育園や通園に行きながら、ばあば(私の母)とお利口に過ごしてくれて助かりました。

今回お兄ちゃんになる長男は、あとで母から聞いた話によると、寝る前に「ママ~ママ~」とか少し言い出したので、母が「これママのまくら、ママのまくらと一緒にねんね」みたいなこと言ったら、私のまくらに寄り添って、さらに頭上にかかっていた私たちの洗濯物をみながら「ママも一緒、パパも一緒、ねーねも一緒、みんな一緒」とつぶやいて・・・そして、ばぁばあっちいってみたいな手振りをして寝付いたらしい(笑)

まだぽちぽち言葉を話し始めたばかりなのに、ちゃーんとわかってて、自分にいいきかせて、すごいなぁ・・・。と感動してしまいました。
入院中に面会にきてくれたときには、私を目の前にすると嬉しそうな顔をしながら、ちょっと照れ臭そうに顔をそらしていて、その様子がまた愛しくて可愛かった。まだ2歳前なのにとても頼もしくて、でも繊細で本当は甘えん坊の男の子です。もちろん長男だけでなく、長女も、次男も、愛情たっぷりそそいで、心も身体ものびのび育ててあげられますように。私も穏やかな気持ちでこれからも子供たちと向き合っていきたいと思いました。

産後の身体の回復は・・・?

出産前後の私の身体はというと、とっても元気!前回のときは、無理して元気!→結果無理がたたって産褥熱で再入院・・・でしたが、そうではなく、ちゃんと元気!

産後の養生を怠り、痛い目を見た2人目の産後▼

長い陣痛の間も本当に最後の方まで、かなり余裕がありました。出産前、夫や母たちのサポートのおかげでたっぷり睡眠、栄養をとらせてもらい、さらに妊娠中に何度もかかりつけの鍼灸院にお世話になり、治療を受けていたおかげかなと思います。陣痛中も鍼灸院の先生からきいた、壁を押すという動作でかなり陣痛を逃せたのと、太陽灸やよもぎ蒸しパッドもして身体をあたためていました。

産後3日目(まだ出産して丸2日はたっていないとき)に面会にきてくれたお義父さんにも「元気そうで産後3日目には見えないよ」と言われ、夫にも「出産して元気になった?肌のツヤとかもいい気がする」というようなことを言われ、お世辞でもとても嬉しく(笑)日頃から養生してのぞむことの大切さを実感しました。

まとめ

それにしてもあっという間に子供が3人・・・。夜、並んで寝ている3人の小さな子供たちを見ながら、2人からよくここまで増えたなぁ~と自分で感心?してしまいました(笑)

まだまだ手のかかる子供が3人の生活は大変すぎてどうなることやらという感じですが、まあ今のところ、何とかなっており・・・。手を差し伸べてくれる人たちの助けをがっつりかりながら、頑張りたいと思います。

Profile
ありちよ

3児の母で『ゆるポジリスト』
暮らしや育児などについて、こうでなくてはと厳しく縛られることなく、この方が良いかなと思ったことをゆるく実践、家族のため、地球のため、未来のためにできることを少しずつ・・・
2015年に結婚、長女を緊急帝王切開で出産。その後長男、次男をVBACで出産。長女は難病のレット症候群。3歳で診断がつくまでは原因不明の発達遅滞で悩んでいた。妊娠・出産・育児などのイラストエッセイをブログ、Instagramに綴っています。

<興味があること>
・旅行
・舞台鑑賞
・ベビーウェアリング
・サスティナブル
・結婚式
・妊娠&出産
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