産院に到着してから24時間以上かかってやっと出産したお騒がせ妊婦のありちよ。しかし、本当に辛いのはこれからでした・・・。
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出産より辛かった・・・
産後の後処置
無事に我が子が誕生し、ホッとしたのもつかの間、胎盤を出すのに痛いとかそんな話を皆さんのレポでも読んだことがあったので、覚悟はしていましたが、胎盤を出すのはあまり記憶に残らないほど難なく終了。
このあと、お腹にエコーをあてて、胎盤が残ってないか?前回の帝王切開のときの傷に問題は起きてないかなどみてくれました。この時点で産科のお医者様4人、あと助産師さんや、助産師学校の実習生さんに囲まれている状態。分娩時ってみんなこんなもの??それともVBACだったから?
帝王切開の傷についてとくに言われることはありませんでしたが、「薄くなってはいるけど大丈夫」と先生が言ったのが聞こえた気がします・・・。何事もなくてよかった。
ですが、お股を広げられた状態からなかなか解放されない。産科の先生たちが、お股の診察?をしながらなにやら相談?している模様。
そして、「会陰の傷はそんなに深くないんだけど中の方が結構深く傷ついてしまっているので縫合しますね。麻酔をしますが、中の方は麻酔がきかないところなのでちょっと痛いと思います」と告げられ・・・。
ちょ、ちょ、ちょ麻酔なしで中をチクチクとか?!!想像しただけで恐ろしいんですけど!!!とビビる。
※苦手な方、読まない方がいいかも。
地獄の会陰?縫合
そしてそこからはじまった地獄の時間。。本当に麻酔の効かない状態でチクチク。針を刺されてる痛みとか糸で縫われてる感覚がはっきりとわかる。本当に地獄のようでした。
赤ちゃん出てきて、胎盤出したらもうほとんど痛いのは終わりと思っていた私は、長丁場な出産だったのもあってもう我慢がとうに限界をこえていて、分娩時に「あー!」とか声を出しなれていたので、もう痛みのたびに叫びまくりました。先生方に本当に申し訳なかったけどもう自分では抑えられず・・・。
冷静に痛みの比にしたら、陣痛の方が痛かったと思います・・・?でも陣痛は、はじめから麻酔とかなしで耐える痛みとして覚悟してるから・・・麻酔なしで身体の一部を縫われるなんて予想もしていない恐怖。それが痛みを増長させていたと思います。
さらに、想像以上に長い!!!!どんだけ裂けてたのか、なかなか終わらない。あと少しかと思いきや「あと半分ですよ~」えーーーーーあと半分も・・・。そこからも長い!!!!カンガルーケアどころではなくいったん赤ちゃんはコットの方に移動してもらいました。
「あと3分の1」「5分の1」終わってみると、1時間以上チクチクされていたのでした・・・。本当につらかった!!!この時点では、もう二度とこんな経験したくない!!第3子あきらめよう・・・とまで思いました。これから出産のかたどうかいきみすぎにはご注意を。
体重計測と初授乳
終わりが見えなかった地獄の時間もなんとか終わり、産科の先生方も退出して少し落ち着いたところで出生時の計測がありました。生まれてから大分たってるけど、そして生まれた瞬間排泄しちゃってたけど・・・。
すでに抱っこしていた夫は、娘のときと違ってしっかりしてる!と言うし、母は「大きい大きい!」と連呼するので、どんだけ大きいのかと思いきや
体重 3404g身長 52㎝
まぁまぁ大きな男の子でした!娘は2700g台、47㎝だったので全然違う!同じ母体でもこんなに違うものかとビックリしました!妊娠中から、お腹の大きさが違うとは思っていたけど、やはり中身が大きかったのか~!
計測のあと、分娩台の上で、息子に初授乳をさせてもらいました。これが、とっても上手!!!はじめてとは思えないくらい上手に吸ってくれました。母たちにきくと私がチクチクされてる間ずっと自分の指をしゃぶってたみたいで、準備万端だったんですね!すごいー!私はぼろぼろだったけど、大きくてたくましい息子の姿にとても頼もしく感じました。
分娩室で3食目・・・
10時前に息子を出産してから産後の処置が終わった頃にはもうお昼前。分娩室にお昼御飯が運ばれてきました。
しかし、私は座るのに一苦労。というか、明らかに形状がかわっている自分のお股+チクチク後の違和感+痛みで結局座れず、昼食どころではなく、断念・・・。思えば、朝食も破水して陣痛強まってきたころだったので、食べられず。産前産後もご飯が食べたくて自然分娩にしたのに・・・甘かったです。
お花畑が見える・・・
そうこうしてるうちに入院するお部屋の用意ができたということで移動しますと。その前にお手洗い行っとく?と言われ、いくことに。お手洗い行きたい気持ちはやまやまでしたがお手洗いに座るたびにいきみたくなる感覚がきていたのを思い出し、不安をかかえながらもチャレンジすると、もう赤ちゃん出したあとなのに変な力が入って、呼吸が荒くなり、、お手洗いから立ち上がろうとするも気持ちが悪くなってきて立ち上がれず・・・。
そうこうしているうちに、助産師さんが様子見に来てくれて助産師さんに支えてもらえながら立ち上がることに・・・と、その瞬間意識がとんでしまったようで「ありちよさん!ありちよさん!見えてますか?!」という助産師さんの声に気づくまでの間、明るい色のお花がいっぱいのなんだかとっても楽しい世界にいっちゃってました(笑)←笑えない
そのあとも、ふっと気を抜くと意識が飛んでしまうような感覚があるなか助産師さんが主人も呼んでくれて、二人がかりでかかえられるようにして車椅子へ。その間にも一瞬意識がなくなったみたいで、あとで主人が人生で一番焦ったと言っていました。お騒がせで本当にごめんなさい。
出血も多めだったのと、水分も食事もとれていなかったのとあと、チクチクのショック的な感じで身体がおかしくなってちゃってたんですね。
さらに、その後病室へ移動してからもお手洗いにいくたびに過呼吸みたいになってしまって、身体も震えるし、大変でした。結局こんな症状は、夕食を主人と半分こで食べて、身体に栄養が行き渡るくらいまで続きました。
VBAC出産レポまとめ
たくさんの方々のサポートにより、なんとかかんとかVBACで出産することができました!!しかし、経腟分娩での初産婦としてはお騒がせしまくりの妊婦で・・・。もう少し上手く産めないものかと・・・。自分の身体の声や赤ちゃんの声に耳を傾ければよかったのに、いろいろな雑念がありすぎて・・・反省しまくりの出産となりました。
でも、VBACできたことによって次も経腟分娩で産める可能性ができたので、次回以降に活かしていこうと、そう心に誓いました。
何より母子ともに元気に出産を乗り切れてよかった!本当に出産は命懸けだと身にしみて感じました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
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